カテゴリー: 薄闇怪談
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29.墓参
祖父の新盆にRさんが本家に到着したのは夕方だった。親族はすでに墓参を済ませ、慌ただしく宴席の用意をしていた。…
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28.雨男
ある小学校の児童の間で噂が広がった時期がある。雨の日になると校門前に現れる男の、顔を見たら死ぬのだという。…
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27.増えてゆく
Uさんが家を建てた時、向かいの屋敷はすでに空き家だった。庭木は鬱蒼と茂っていたが、たまに手入れに訪れる男性も…
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26.雨の夜は
若い頃バイト先で知り合った人に、アパートに招かれた。彼女は隣家の緑が気に入って、部屋を決めた。窓からは鬱蒼と…
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25.猫
真夜中に部屋の暗がりで猫が威嚇の声を上げている。目を凝らして見てもそこに何もないなら、声を掛けてはいけない。…