<藤並香衣さんの投稿>
僕が子どもの頃に住んでいた家は、大工だった曾祖父が自分で土地を買って建てた家でした。家相とかも気にしないで建てられた家だったようです。
ある時、どういう経緯でやってきたかは不明ですが、祈祷師から「この裏庭に出る通路は『神様の通り道』だから、通るときには神様に「通らせてください」と声をかけて通りなさい。」と言われたと言います。
家の脇を抜けて鬼門のある小さな裏庭に行くときは、家族は皆「神様通らせてくださいね」と声をかけてから通っていました。
子ども心に「神様もこんなところを通ることがあるんだ」と思っていました。
小学生になって友達になった女の子の家に遊びに行った時に、その子のお母さんが足を引き摺って歩いていました。
「お母さん、怪我してるの?」とその子に聞くと
「うちのお母さんは神様の通り道を横切って神様の邪魔をしたんだって。」不思議そうな顔をしている僕にその子は続けた。
「いろんなお医者さんに診てもらったけど、どうしても治らないの。神社の巫女さんから、神様に投げ飛ばされてした怪我だから、一生治りませんよって言われているの。」
本当に、まるで誰かに投げ飛ばされたように宙を舞って転んだのだそうです。
僕の頭には「神様の通り道」の話が浮かびました。本当に神様が通る道があって、邪魔をしてはいけないのだと。
家を建て替えた今でもその場所は少し開けてあり、家族は皆「神様通らせて下さいね」と言いながら通っています。
2023-05-17
なんとなく本当の話のような感じがしてしまいました。
最近、下記のような記事偶然みつけました、信者ではないけれど興味引いてしまった。
https://liquid-sense.com/2018/08/28/amenominakanushi/
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この話は藤並さんの実体験です😀
この地域はいくつもの古墳や神社に囲まれた場所ですから⛩神様が行き来してても不思議ではありません🚶🚶♀️
リンク先の神様が助けてくれる(?)お話面白いですね😄
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